東京社会保険事務局、被保険者の個人情報約4000件を紛失
東京社会保険事務局は、新宿および神田社会保険事務所において、被保険者に関する個人情報が記録されたフロッピーディスクと年金手帳の紛失が判明したと発表した。
所在が不明となっているのは、管内の事業所から提出された「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届」などが収録されたフロッピーディスクで、4708件の情報が含まれていた。また、年金手帳も紛失しており、いずれも誤って廃棄した可能性が高いと結論づけている。
該当する事業所に対し説明と謝罪をしたうえで、予備のフロッピーディスクで処理を行った。また、紛失した年金手帳の所有者に対しては、謝罪をして基礎年金番号を変更したという。
さらに港社会保険事務所では、「健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬決定通知書」を別事業所に誤送付していたことが判明。書類はすでに回収済みだという。
(Security NEXT - 2006/10/06 )
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