Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正アクセス受け会員のログイン情報やアドレスが流出 - 介護情報サイト

トヨタ自動車子会社のデルフィスが主催し、豊通シスコムがシステム管理介護情報サイト「介護情報ほっとライン」が海外からの不正アクセスを受け、登録会員1793名分の会員情報が流出していたことが明らかになった。

流出が判明したデータは、2004年10月1日から2006年6月23日の間、同サイトに登録した会員1793名分の会員ID、ログインパスワード、メールアドレスなど。

7月5日のメンテナンス時に、6月21日から24日にかけて会員データベースへ3回不正アクセスされた形跡を発見。そのうち2回目のアクセス時に、会員データベースが参照された形跡があったという。

同社では、セキュリティホールの改修を実施し、7月11日より再開した。流出の対象となった会員に対して謝罪のメールを送るとともに、新規ログインパスワードを文書にて送付するとしている。

(Security NEXT - 2006/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響