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統合型セキュリティアプライアンスの出荷は昨年比2.5倍 - IDC調査

IDC Japanは、国内のセキュリティ産業における市場予測を発表した。ソフトウェア市場など対前年比20%増の市場規模拡大を記録した。

同社の発表によれば、2005年の国内セキュリティソフトウェア市場は、前年比21.9%増の1324億円の市場規模となった。今後は、ソフトウェアからアプライアンスやセキュリティサービスへの移行するとして、伸びは緩やかになり、2005年から2010年までの年平均成長率を11.2%と落ち着いてくるという。

2005年のセキュリティアプライアンス市場は、前年比28.0%増の260億円。特に拡大が目立ったのが、統合型アプライアンス市場で2.5倍以上の出荷台数を記録したという。2010年までの年平均成長率は15.2%。セキュリティサービス市場は、前年比15.2%増の4172億円。今後需要の中心が大企業から中堅、中小企業に以降していくのではないかと予測。2010年までの年平均成長率を16.6%と予測している。

市場拡大の原因としては、情報漏洩事件の頻発や個人情報保護法や日本版SOX法の施行などで、企業の社会的責任が重視されるとして2006年以降もより高い成長率になると同社では予測している。

(Security NEXT - 2006/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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