Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TSUTAYA南海堺駅前店で買取申込書が所在不明に

TSUTAYA南海堺駅前店において、顧客情報が記載された中古ソフトの買取申込書が所在不明になっていることがわかった。

所在不明となっている書類は、中古DVDやゲームソフトなどを買い取る際に顧客が記入する「買取り申込書」で、同店を運営する関電不動産によれば、2003年8月分から2005年6月分までの書類を紛失したという。

同書類には、顧客の氏名、住所、電話番号、職業、および免許証や保険証、学生証などに基づく本人確認書番号などが記載されていた。現在調査を進めており、現時点で名前が特定できているのは361名としている。

中古商品の買い取り業務上、同申込書を調査する必要性が生じたため、本店から持ち出して店舗内事務室に置いていたが、その翌日、紛失に気が付いたという。

また、同社運営の今津久寿川店においても、160枚の買取申込書が所在不明になっている。同社では再発防止に向けて、従業員の再教育および顧客情報管理の徹底を実施するとしている。

(Security NEXT - 2006/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先事業者がメールを誤送信、メアド流出 - 栃木県
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
Googleグループ57件が公開設定、個人情報が外部閲覧状態に - ダイソー
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月