Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

グリコ、DM誤印字で約4800件の個人情報が流出

江崎グリコは、顧客に郵送した通販ダイレクトメールの申込欄に、受取人とは別人の氏名、住所を誤って印字したことが判明したと発表した。

同社によれば、誤印字が発生したDMは大阪府、および富山県、福井県、石川県を含む北陸地域へ、11月9日に郵送されたもの。同DM内に設けられた申込欄には、顧客が記入する手間を省くため事前に氏名および住所が印字されていたが、誤ってDMの受取人とは別人の氏名と住所を印字して郵送したため、発生したもので、翌10日に、同DMが届いた顧客から指摘を受け、判明したという。

誤印字件数は約4800件で、送付した全体の37%にあたるとしている。同社では、該当する顧客に事実報告と謝罪をするとともに、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み