東京三菱銀行、顧客情報を記録したフィルムを紛失
東京三菱銀行は、顧客情報が記録されたマイクロフィルム「コムフィッシュ」を紛失したと発表した。
管理方法を見直しを実施し、全店の保管状況を調査したところ、99店において資料の紛失が明らかになったという。個人情報の件数は約5万1000件で、顧客名、口座名、預金残高など記載されていた。同社では、今回の紛失につて誤廃棄の可能性が高いとしており、漏洩の危険は低いとしている。
同行では、派遣社員が顧客の預金を着服する事件が発生しており、8月26日に金融庁から業務改善命令を受けたばかり。
同行と合併を控えているUFJ銀行も同時に顧客情報の管理状況を調査し、約7万件の紛失が明らかになっている。
(Security NEXT - 2005/09/15 )
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