Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報漏洩問題を指摘するメール出回る - 北海道の人材派遣会社

人材派遣業やアウトソーシングビジネスを手がけるキャリアバンクは、同社の名簿が流出した可能性があると発表した。

同社によれば、同社の個人情報漏洩を指摘する内容のメールが行政機関や取引先へ送信されたという。調査の結果、メール内の情報は、約1年半前の受注簿を加工したものだと判明した。

メールの送付は、第三者のメールアドレスがが用いられ、発信元がわかっていない。送付されたメールには申し込み者の氏名や電話番号など9件の個人情報が記録されており、同社の個人情報漏洩問題を指摘する内容だという。

同社では、漏洩の可能性があるとして現在警察へ相談をしている。また、メールに個人情報が記載された関係者や企業に経緯を報告し、謝罪するなど対応を進めている。

(Security NEXT - 2005/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み