Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、顧客情報記載の資料が車上荒らし被害に

中部電力は、8月17日に三重支店において、樹木伐採業務を委託しているニッタイの車両が車上荒らしに遭い、15名分の顧客情報が記載された資料を紛失したと発表した。

同社によれば、被害に遭ったのは配電線に接近する樹木および所有者を管理する「配電・通信関係樹木接近管理カード」12枚で、顧客15名分の氏名、住所、電話番号などが記載されていた。付近を捜索したが見つからなかったため、警察に被害届を提出したという。

同社では、該当する顧客に対し個別に訪問して事実説明と謝罪をするとともに、委託先および全従業員に対して、個人情報の適正管理と防犯対策を徹底して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
市公開ファイル内に個人情報、コピペ操作で参照可能 - 日置市
受験者情報が長期間ネット公開、通常と異なる作業フローで - TAC
委託先で不正アクセス、個人情報流出の痕跡は確認されず - NECネクサ
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害