Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、通報により放置された帳票を発見 - 一部に口座情報も記載

中部電力は、同社顧客情報が記録された帳票が放置されているとの通報を受け、回収したと発表した。

同社によれば、8月2日に帳票が松阪市内の橋西地区市民センター裏口付近に放置されているとの通報を受け、帳票を発見した。帳票は、津営業所執務室内に保管していたもので、盗難にあった可能性が高いという。

問題となった帳票は、「電気料金精算のお知らせ」29枚と「電気料金の再度ご請求について」1枚。氏名、顧客番号、払い戻し金額、住所など、個人情報が含まれていた。また、一部には、取扱金融機関コードや口座番号、口座名義など含まれていた。

同社では警察へ被害届を提出。他の個人情報が流出していないか調査を進めるとしている。

(Security NEXT - 2005/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性