Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パソナ、メール配信ミスで登録者のメールアドレスが流出

パソナは、7月26日に登録スタッフ向けにメールを配信する際、操作ミスにより他登録者へメールアドレスがわかる状態で送付したと発表した。

同社支店である「パソナ・大阪」より登録スタッフ800名に対してメールを送信したが、その際、通常はBCCにて送るところを宛先として送付してしまったという。実際には利用されていないメールアドレスなどもあったため、実際は652名分のメールアドレスが流出したという。住所や氏名などは含まれていない。

同社では、メールを配信した登録スタッフに対して事実関係を説明して謝罪した。また、今後の対応についても報告しているという。

同社では、複数へ同時にメールを配信する場合、上席者による事前承認手続きを取るなど、社内規定の見直し、徹底を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2005/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社