Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JPCERT/CC、インターネット定点観測システムで地域別グラフを公開

JPCERT コーディネーションセンターは、インターネット定点観測システムの観測結果をまとめた公開グラフにおいて、アクセス元地域別グラフを追加した。

同システムは、インターネット上に設置した複数のセンサーから得られる情報を解析し、セキュリティ脆弱性情報などとともに総合的に評価したうえで、予防情報を提供するもの。インターネット全体のセキュリティ向上と保全のため、2003年11月5日より稼動を開始した。

これまではアクセス先ポート別グラフを公開してきたが、アクセス元地域別グラフがあらたに追加された。公開されるのは週間グラフ、月次グラフ、3カ月グラフの3種類。日本、中国、米国、韓国、台湾およびその他の地域が色分けして表示される。

(Security NEXT - 2005/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開