Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、12月のトップ10ウイルスを発表

ソフォスは、2004年12月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。

同発表によれば、12月唯一の新規ウイルスである「Zafi-D」が猛威をふるい、発見されてから日が浅いにもかかわらず、寄せられた報告の36.8%を占め、2004年の年間トップだった「Netsky-P」を抑えてトップになった。同ウイルスはクリスマスカードを装い、本文にはクリスマスを祝うメッセージなどを載せてユーザーの気を引き、添付ファイルを開かせようとする。

また、「Sober-I」は20.7%で先月と同じく2位。先月トップだった「Netsky-P」は15.5%で3位となっている。同社では、12月だけで964件の新規ウイルスを検知、駆除対応している。同社の統計では、12月に使用されたメールのうち5.6%以上がウイルスメールで、これは先月と同じ数値になるという。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

W32/Zafi-D
W32/Sober-I
W32/Netsky-P
W32/Zafi-B
W32/Netsky-D
W32/Netsky-Z
W32/Bagle-AA
W32/Netsky-B
W32/Netsky-AD
W32/MyDoom-O

(Security NEXT - 2005/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー