トレンドマイクロ、携帯電話およびPDA向けのウイルス対策ソフトを投入
トレンドマイクロは、英国において携帯電話やPDAをウイルスおよびスパムから保護するソフトウェア「Trend Micro Mobile Security」を発売した。2005年6月末まで、同社のウェブサイトを通じて体験版を無償で提供する予定。
同ソフトは、携帯電話やPDAをターゲットにしたウイルスを防ぐもの。同社のウイルス解析・サポートセンターでは、「SYMBOS_SKULLS.A」や「SYMBOS_CABIR.A」といったウイルスを確認している。携帯電話およびPDAの人気が高まっていることから、今後も、ウイルス作成者のターゲットとなる可能性は高いという。
同ソフトは、「Microsoft Windows Mobile 2003」を搭載した端末で利用できる。また、UIQ v2.0、2.1のユーザ・インタフェースを装備したSymbian OS v7.0を使用する端末向けのソフトは、2005年1月から提供する予定。Pocket PC-Phone版Microsoft Windows Mobile 2003を使用した携帯電話およびPDAなどで利用できるソフトも、1月から提供されるという。
同社では、日本で販売されているモバイル機器への対応については、現在、対応を検討しているという。
(Security NEXT - 2004/12/08 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開