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ISPにファイル共有ソフトで不正アップロードしたユーザーの氏名開示命じる判決

東京地方裁判所は、ISP1社に対し、ファイル共有ソフトを介して音楽ファイルを不正アップロードしていた6人の氏名開示を命じる判決を出した。

音楽ファイルをファイル共有ソフトを介して無断でアップロードし、著作隣接権を侵害しているとして、レコード会社9社が2010年8月に「プロバイダ責任制限法」に基づき、ISPへユーザー情報の開示を求めていたもの。

ISP側は、裁判所の判断なく発信者情報を開示できないとしたため、2011年1月に提訴した。日本レコード協会によれば、今後各レコード会社は、情報開示されたユーザーに対し損害賠償請求などを行う予定だという。

(Security NEXT - 2011/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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