Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2020年2Qの脆弱性届出、「サイト」「ソフト」いずれも減

ソフトウェア関連の脆弱性を見ると、「ルータ」が12件でもっとも多く、次いで「ウェブアプリケーションソフト」が9件となっている。脆弱性の原因では「そのほか実装上の不備」が30件で最多。「ウェブアプリケーションの脆弱性(13件)」が続いた。

同四半期に修正が完了し、「JVN」で脆弱性情報が公表されたソフトウェア製品は28件。累計では2112件となる。あらたに「連絡不能開発者」として公表された製品開発者名はなく、累計公表件数は前四半期と変わらず251件だった。

一方、ウェブサイト関連の脆弱性では「クロスサイトスクリプティング」が75件でもっとも多く、30件の「SQLインジェクション」が次いで多かった。

同四半期に修正を完了したウェブサイトは61件で、累計は7849件となる。同四半期の修正が完了したウェブサイトのうち、90日以内に修正が完了したのは60件で98%を占める。

90日以内に修正が完了した累計件数は5264件。全体に占める割合は前四半期と同じく67%だった。

(Security NEXT - 2020/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
先週注目された記事(2024年3月24日〜2024年3月30日)
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
ランサムリークサイト、年間約4000件の投稿 - 身代金支払うも約2割で反古
先週注目された記事(2024年3月3日〜2024年3月9日)
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止