三井住友銀装うフィッシングに注意 - 消費増税で「カードや通帳の停止」?
フィッシング対策協議会は、三井住友銀行の利用者を狙ったフィッシング攻撃を確認したとして注意喚起を行った。メールやSMSで攻撃が展開されているという。
同協議会によれば、フィッシング攻撃では同行を装い、消費税の引き上げに伴う手数料の改定によって、キャッシュカードや通帳の利用を一時停止したなどと説明。再開するためにはウェブサイトで設定を行う必要があるなどとだまし、暗証番号をはじめとする口座情報を入力させようとしていた。
フィッシングサイトへの誘導は、メールはもちろん、ショートメッセージサービス(SMS)を利用。誘導先のURLも多数報告されているという。
9月26日の段階でフィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼。類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/09/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
教職員に多数の標的型攻撃メール、アカウント詐取被害 - 大体大