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郡山市の防災サイトに不正アクセス - 情報流出は否定

福島県郡山市は、防災情報伝達システムにおける「郡山防災ウェブサイト」が不正アクセスを受け、不正な書き込みが行われたことを明らかにした。

同市によれば、同サイトの「防災防犯情報」の配信欄に、本来第三者が行うことのできない書き込みが不正に行われていることを7月31日14時過ぎに気が付いた。

同サイトより登録できるメールマガジンには、約3000人が登録しているが、ログの調査より保有する個人情報が外部に流出していないことを確認したという。

保守を担当するNTTデータ東北が書き込みを削除。ログの調査を行い、同日20時にシステムで異常が発生していないことを確認。今後は詳細な原因について調査を進め、再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2019/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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