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Intel プロセッサの「MDS」脆弱性、OSベンダーも対応呼びかけ

Appleでは、「macOS Mojave 10.14.5」で、ブラウザ経由の攻撃を防ぐため、「Safari」で脆弱性の軽減策を提供している。

さらに完全に保護するためには、アップデートを適用し、ハイパースレッディング処理を停止させる必要があると説明。「macOS Mojave 10.14.5」「Security Update 2019-003 High Sierra」「Security Update 2019-003 Sierra」で対策オプションを用意した。

同オプションを通じてハイパースレッディング処理を停止した場合、パフォーマンスが最大で40%ほど低下する可能性もあるという。

さらに2009年から2010年にかけてリリースされた一部Macについては、Intelよりマイクロコードのアップデートが提供されておらず、修正や緩和策が適用できないとしている。

(Security NEXT - 2019/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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