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個人情報保護委、海外の個人情報保護制度や個人識別符号に関する調査報告書を公開

個人情報保護委員会は、個人識別符号に関する海外と国内の動向、および海外の個人情報保護制度に関する調査報告書を公開した。

「個人識別符号に関する海外・国内動向の調査研究報告書」は、身体の特徴に関するデータを活用した生体認証について、諸外国における制度的な対応状況や、利用動向、技術動向などを、文献調査やヒアリングに基づき取りまとめたもの。

また「諸外国の個人情報保護制度に係る最新の動向に関する調査研究」は、米国や中国、ロシア、カナダなど13カ国、および経済協力開発機構(OECD)、アジア太平洋経済協力(APEC)、欧州評議会(CoE)などの国際機関を対象に、個人情報保護制度の最新の動向について調査した。

法令の名称や漏洩発生時の報告義務に関する規定、安全管理措置に関する規定、越境執行協力の内容や適用範囲などについてまとめている。

(Security NEXT - 2018/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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