Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

D-Link製の一部ルータ製品に脆弱性 - WAN側にも存在

20160817__dl_001.jpg
DIR-850L

D-Link製の一部ルータ製品に脆弱性が存在し、WAN側からのリクエストによって任意のコードを実行されるおそれがあることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

CGIプログラムにおいてセッションのCookieを検証する際に利用する一部関数に、バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2016-5681」が存在するもの。WAN側で待ち受けるサービスでも同関数が使用されているという。

「DIR-850L Rev. B1」「DIR-895L Rev. A1」など複数製品の一部ファームウェアに脆弱性が存在しており、D-Linkでは脆弱性を解消したファームウェアを順次公開している。

(Security NEXT - 2016/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開