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「DXライブラリ」に脆弱性 - 修正版が公開

Windows向けに提供されているオープンソースのライブラリ「DXライブラリ」に脆弱性が含まれていることがわかった。

「同3.15e」および以前のバージョンにバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2016-1131」が存在していることが明らかになったもの。

同ライブラリを用いて開発されたアプリにおいて、一定文字数以上を一部関数で処理するとバッファオーバーフローが生じ、同脆弱性を悪用されると、任意のコードを実行されるおそれがあるという。

同脆弱性は、北川智也氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。対策を講じた「同3.16」が公開されており、リビルドしなおすことで脆弱性を解消できる。

(Security NEXT - 2016/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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