ゲームエンジン「NScripter」に脆弱性 - 作成ゲームにも影響
ゲームを作成したり実行するためのスクリプトエンジン「NScripter」に脆弱性「CVE-2015-2991」が含まれていることがわかった。
セーブしたデータを読み込む処理に問題があり、悪意あるファイルを読み込むとバッファオーバーフローが発生し、コードを実行されるおそれがある。「同3.00」以前のバージョンや同バージョンで作成されたゲームに影響があるという。
ゲームユーザーは最新版を使うとともに、ゲーム開発者は最新版でリビルドし直すように注意を呼びかけている。同脆弱性は、草野一彦氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行ったという。
(Security NEXT - 2015/09/03 )
ツイート
PR
関連記事
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
