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「EMET 5.2」が登場、不正なVBScriptの実行を防止

米Microsoftは、脆弱性緩和ツールの新版である「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET) 5.2」を提供開始した。

同ツールは、メモリ破壊をはじめ、脆弱性攻撃の緩和機能を提供するWindows向けのソフトウェア。無償で利用できる。OSに未実装の最新緩和策をいち早く導入でき、システム全体はもちろん、特定アプリのみ適用することも可能。

最新版となる「同5.2」は、ネイティブライブラリを「Visual Studio 2015」で導入された「Control Flow Guard(CFG)」を用いてコンパイルすることで、「Windows 8.1」や「Windows 10」におけるEMETのハイジャックの防止対策を強化した。

さらに「Attack Surface Reduction(ASR)」により、Internet Explorerのインターネットゾーンにおいて、VBScript拡張子を停止させる機能を追加。IEよりVBScriptを任意に実行可能となる「GodMode攻撃」の影響を緩和したという。

またモダンIEや、拡張保護モードを有効にしたデスクトップIEにおいて、アラートとレポート機能を完全にサポートしている。

(Security NEXT - 2015/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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