Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Silver Peakの「VXソフトウエア」に複数の脆弱性

ネットワーク通信を最適化するSilver Peakの「VXソフトウエア」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「同6.2.2.0_47968」に2件の脆弱性が含まれていることが判明したもの。クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2014-2974」が悪用されると、本来権限がないユーザーによって管理者アカウントを作成されるおそれがある。

またクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2014-2975」によって、ウェブページへコンテンツやスクリプトの挿入が可能となる。

クロスサイトスクリプティングを修正した「同6.2.4」が提供されており、クロスサイトリクエストフォージェリについても今後のアップデートで修正する予定だという。

(Security NEXT - 2014/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正