「050 plus」のAndroid版に脆弱性 - 4月初旬に修正版が公開済み
NTTコミュニケーションズがスマートフォン向けに提供しているIP電話アプリ「050 plus」のAndroid版に情報漏洩の脆弱性「CVE-2014-2000」が含まれていたことがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリのログ出力に、本来出力するべきではない情報を出力するため、ログ情報を閲覧する権限を持つアプリに情報が漏洩するおそれがある。
影響を受けるのは、Android向けに提供されている「同4.2.0」。以前のバージョンも含まれる。NTTコミュニケーションズでは、すでに4月7日より脆弱性を修正した「同4.2.1」を提供開始しているという。
今回の脆弱性は、佐藤玲氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたりJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
(Security NEXT - 2014/06/17 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応