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「2ちゃんねる」の書き込み特定される事態に - 誹謗中傷書き込んだ小説家が謝罪

掲示板「2ちゃんねる」の有料サービスを利用する顧客情報が外部へ流出したとされる問題で、流出情報から掲示板へ書き込みした人物が特定される事態が発生している。

問題となっているのは、同掲示板において通常閲覧できない過去の投稿を閲覧できる有料サービス「2ちゃんねるビューア」の顧客データと見られるファイルがインターネット上にアップされたもので、同サービスを提供するN.T.Technologyが確認した。

流出件数は数万件規模に及ぶと見られ、住所やメールアドレス、セキュリティコードを含むクレジットカード情報が存在していたほか、また書き込み内容の特定に結びつく情報も含まれていた。

今回の流出に伴い、実際に投稿が特定される事態も発生している。作家の杉井光氏は、掲示板へ誹謗中傷や暴言などを書き込んでいたことを認め、自身の公式ブログにて謝罪するコメントを発表。関係者にも謝罪を行っているという。

(Security NEXT - 2013/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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