和歌山県国際交流センターのサイトが改ざん - 不具合で1度停止するも改ざん気づけず
和歌山県国際交流センターのウェブサイトが改ざんされ、閲覧者にウイルス感染のおそれがあることがわかった。
5月19日15時半過ぎからウェブサイトを閉鎖した5月21日17時ごろにかけて、同センターのサーバ設定ファイルやトップページが改ざんされた状態となったもの。期間中にサイトを閲覧した場合、マルウェアへ感染している可能性がある。
同件によれば、21日に同センター職員がデータを更新できない不具合が発生したことからサイトを閉鎖。当時改ざんについて気が付いておらず、翌22日に委託先が安全性を確認したとしてバックアップより復旧、再開していた。しかし、その後23日になって閲覧者よる指摘で改ざんされたことに気が付き、再度サイトを閉鎖したという。
具体的な閲覧件数はわかっていないが、これまでの推計で約50件のアクセスがあったと同県では見ており、すでに感染に関する相談1件が寄せられている。同県では、心当たりがある利用者に対し、マルウェアへ感染していないか確認するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/05/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
