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三重大付属病院で患者情報含むパソコンが盗難

三重大学医学部付属病院は、1月10日深夜から11日未明にかけて、同院事務所からパソコンを盗まれたと発表した。

業務委託先が持ち込んだパソコンが、同院厨房の事務室から何者かに持ち去られたもの。2006年から2007年までに入院した患者2673人分のカナ氏名や食事に関する記録など、個人情報が保存されていた。

同院では、警察へ被害を届けたが、外部に情報が流出したといった連絡は受けていないという。盗まれた情報から個人を特定することは難しいと同院では説明しており、現在入院している24人に対しては、影響を配慮して経緯を説明、謝罪したという。

(Security NEXT - 2008/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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