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火災被災者の個人情報がWinny流出 - 北九州市

北九州市は、消防局職員の自宅パソコンがウイルスに感染し、火災被害者や地域住民など287名の個人情報がネット上に流出したと発表した。

流出が判明したのは、火災などの被害者37名、地域住民182名、および研修受講者48名の個人情報。氏名、住所、電話番号、年齢などが含まれている。また、同職員が住むマンションの居住者に関する個人情報なども含まれていた。総務省からの指摘により、6月19日に判明したもので、流出時期は2006年1月ごろと見られている。

業務データの処理をWinnyがインストールされた自宅パソコンで行い、ウイルス感染したことでネット上に流出した。同市では、流出の対象となった関係者に対し事情説明と謝罪をするとともに、業務データの持ち出し禁止や個人パソコンからの業務データ削除を再徹底して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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