Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、顧客情報入り検針端末が所在不明

中部電力は、長野営業所において、131戸の顧客情報が含まれた検針携帯用端末を紛失したと発表した。

紛失した端末機には2005年5月10日および11日の検針予定分131戸の契約情報が含まれていた。同社によれば、今年の5月10日に同端末に不具合が発生、同営業所に持ち帰っていたが、10月12日に端末機の点検を行った際、紛失が判明したという。営業所内を捜索したが見つかっていない。

同社では該当する顧客に事実説明と謝罪を行った。また、委託検針員および従業員に対して個人情報保護への意識強化を図り、適正管理を徹底して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開