Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

委託先が水道使用者の個人情報含む検針機器を紛失 - 柏市

千葉県柏市は、水道使用者の個人情報が記録された検針機器を、委託先の検針員がトイレに置き忘れ、紛失したことを公表した。

同市の発表によれば、7月1日10時ごろ、水道検針業務を委託しているジェネッツの検針員が、田中近隣センターの女性トイレに検針機器を置き忘れたという。10時25分ごろ置き忘れたことに気付き、戻ったが見当たらず、持ち去られたあとだった。

紛失した検針機器には、水道使用者の氏名や住所のほか、口座振替済通知データ、メーター指針など204件の個人情報が記録されているが、起動にはセキュリティペンダントが必要で、データはすべて暗号化されているという。

同市では、文書の配布を通じて対象となる水道使用者に事情の説明や謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2014/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市
高校で引出に入れた記録簿が所在不明に - 大阪府