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「PlayStation Network」に不正アクセス - 個人情報漏洩の可能性

ソニーグループが提供しているオンラインゲームサービス「PlayStation Network」やコンテンツ配信サービス「Qriocity」のユーザー情報が、外部に流出した可能性があることがわかった。

ソニー・コンピュータエンタテインメントによれば、4月17日から19日にかけて不正アクセスがあったもので、同サービスにおいて4月21日から障害が発生しており、調査の過程で判明したという。同社ではサービスを停止し、セキュリティ専門家などとともに詳細を調べている。

今回の不正アクセスにより、「氏名」や「住所」「メールアドレス」「誕生日」「ログインID」「パスワード」「プロフィール」「請求情報」「パスワード再設定の回答」などが漏洩したおそれがある。

クレジットカード番号についても、現時点で漏洩の形跡は確認されていないものの、漏洩した可能性もあるとして調査を進めている。

同社では、アカウント情報を共有している他サービスを含め、パスワードの変更を推奨するとともに、情報を聞き出す不審な連絡やクレジットカードの不正利用などへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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