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約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25

もっとも危険な脆弱性タイプとされたのは、前年から変わらず「クロスサイトスクリプティング(CWE-79)」の脆弱性だった。

「KEV」にも7件の脆弱性が登録されており、ウェブアプリケーションを中心に依然として高い悪用リスクが残るという。

2位に「SQLインジェクション(CWE-89)」、3位は「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)(CWE-352)」だった。

続く4位は、前年9位から順位を上げた「Missing Authorization(CWE-862)」。また13位の「NULLポインタ参照(CWE-476)」も前回21位から大きく順位を上げている。一方「域外への書き込み(CWE-787)」は2位から5位へ後退した。

また「Classic Buffer Overflow(CWE-120)」「Stack-based Buffer Overflow(CWE-121)」「Heap-based Buffer Overflow(CWE-122)」といったバッファオーバーフロー系の脆弱性が複数ランクイン。

(Security NEXT - 2025/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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