食中毒患者の個人情報をメールを第三者へ誤送信 - 山口県

山口県は、岩国健康福祉センターにおいて、食中毒患者に関する個人情報を第三者へ誤ってメールで送信するミスがあったことを明らかにした。

同県によれば、3月18日に職員が私物のパソコンへ食中毒調査に関する患者名簿や業務報告書をメールで送信しようとしたところ、メールアドレスの入力を誤り、関係ない第三者へ送信してしまったという。

誤送信した患者名簿には、食中毒患者102人に関する氏名、生年月日、性別、年齢など個人情報が含まれる。また関係施設の調査、指導に関する情報も記載されていた。

同日、メールアドレスの入力ミスが判明。データの暗号化などの行われていなかった。

同県では、私物のパソコンを業務に使用し、個人情報を含む業務情報を送信したことに加え、メール送信時にメールアドレスを手入力した歳、確認が不十分だったことなどが重なり、事故が発生したと説明。

今後は、同県のセキュリティポリシーに従い、業務執行時におけるセキュリティ対策の徹底を図るとしている。

（Security NEXT - 2025/03/31 ）ツイート