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SAP、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 「クリティカル」も

さらに「SAP BusinessObjects Business Intelligence Platform」に関する「CVE-2025-0061」「CVE-2025-0060」、「SAPSetup」におけるDLLハイジャックの脆弱性「CVE-2025-0069」に対処している。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2025-0063」を「8.8」、「CVE-2025-0061」および「CVE-2025-0060」を「8.7」、「CVE-2025-0069」を「7.8」と評価した。

このほか、重要度が「中(Medium)」とされる8件、「低(Low)」とされる1件について明らかにしており、同社は利用者へアップデートを呼びかけている。

今回公開されたアドバイザリにおいて言及された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-29131
CVE-2024-29133
CVE-2025-0053
CVE-2025-0055
CVE-2025-0056
CVE-2025-0057
CVE-2025-0058
CVE-2025-0059
CVE-2025-0060
CVE-2025-0061
CVE-2025-0063
CVE-2025-0066
CVE-2025-0067
CVE-2025-0068
CVE-2025-0069
CVE-2025-0070

(Security NEXT - 2025/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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