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NEC製ルータ「UNIVERGE IXシリーズ」に複数の脆弱性

NEC製ルータ「UNIVERGE IXシリーズ」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「UNIVERGE IXシリーズ」「同IX-Rシリーズ」「同IX-Vシリーズ」にコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-11013」やクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2024-11014」が明らかとなったもの。

いずれも悪用には管理画面へログインする必要がある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、それぞれ「7.2」「4.3」と評価されている。

これら脆弱性は、Flatt SecurityのRyotaK氏がNECへ報告。調整を経て公表された。

アップデートするよう注意喚起が行われており、アップデートできない場合は、ウェブユーザーインタフェースを無効化する回避策を実施するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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