Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 129」をリリース - 脆弱性14件を解消

Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版となる「Firefox 129」をリリースした。複数の脆弱性へ対処している。

今回のアップデートでは、CVEベースで14件の脆弱性を修正。アップデート全体の重要度について、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

11件の脆弱性について「高(High)」としており、型の取り違え、域外メモリへのアクセス、例外処理の不備、通知ダイアログの隠蔽、ポリシーの回避、権限チェックの不備、「Use After Free」の脆弱性などへ対応している。

さらに「中(Moderate)」とされる2件、「低(Low)」とされる1件を解消した。

あわせて延長サポート版となる「Firefox ESR 128.1」「同115.14」を提供しており、それぞれ12件、9件の脆弱性を修正している。

(Security NEXT - 2024/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県