「Firefox 129」をリリース - 脆弱性14件を解消
Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版となる「Firefox 129」をリリースした。複数の脆弱性へ対処している。
今回のアップデートでは、CVEベースで14件の脆弱性を修正。アップデート全体の重要度について、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
11件の脆弱性について「高(High)」としており、型の取り違え、域外メモリへのアクセス、例外処理の不備、通知ダイアログの隠蔽、ポリシーの回避、権限チェックの不備、「Use After Free」の脆弱性などへ対応している。
さらに「中(Moderate)」とされる2件、「低(Low)」とされる1件を解消した。
あわせて延長サポート版となる「Firefox ESR 128.1」「同115.14」を提供しており、それぞれ12件、9件の脆弱性を修正している。
(Security NEXT - 2024/08/07 )
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