Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

高校教諭が個人情報含むUSBメモリを一時紛失、6日後回収 - 大阪府

大阪府は、高校教諭が生徒の個人情報含むUSBメモリを一時紛失したことを明らかにした。教諭が立ち寄った店がUSBメモリを保管しており、6日後に返却されたという。

同府によれば、3年生25人分の氏名や学年、クラス、出席番号、成績のほか、1人分の成績会議資料が保存されていたUSBメモリを一時紛失したもの。

USBメモリへ個人情報を保存することは禁止されていたが守られておらず、同教員は1月に私物のUSBメモリへ個人情報を保存。校外に持ち出していたという。

3月6日にUSBメモリがないことに教諭が気づいた。探索するも発見できず、3月8日に校長へ報告。3月12日に同教諭が3月6日の出勤前に立ち寄った店舗へ確認したところ、USBメモリが落とし物として保管されていることが判明し、回収した。

同校では、対象となる生徒の保護者に電話で経緯を説明するとともに謝罪。また全校生徒の保護者に対して書面で謝罪した。

(Security NEXT - 2024/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト