Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヘッドレスCMS「Cockpit」に任意のファイルをアップロードできる脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Cockpit」の旧版に深刻な脆弱性が明らかとなった。

APIに対するPOSTリクエストにより、任意のファイルをアップロードすることが可能となる脆弱性「CVE-2024-4825」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同脆弱性は、2023年9月にリリースされた「同2.7.0」にて修正されており、以降のバージョンは影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2024/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加