「WordPress 6.5.2」が公開 - XSS脆弱性を修正
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、現地時間4月9日にセキュリティアップデートとなる「WordPress 6.5.2」をリリースした。
今回のアップデートでは、コア部分における2件のバグや「Block Editor」に関する12件のバグを修正。さらにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性1件に対処した。
開発チームは、セキュリティリリースであり、すぐに更新することを推奨。自動更新を有効化しているサイトでは自動的に更新される。手動の場合はウェブサイトよりダウンロードするか、ダッシュボードより更新するよう呼びかけている。
なお、今回公開された「WordPress 6.5.2」は、現地時間4月2日にリリースした「同6.5」系において最初のマイナーリリースにあたり、「同6.5.1」は提供されていない。
修正内容を「同6.1」以降に対してバックポートしており、「同6.5.2」「同6.4.4」「同6.3.4」「同6.2.5」「同6.1.6」をあわせて提供している。
(Security NEXT - 2024/04/10 )
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