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「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートを公開

Oracleは、現地時間1月16日に四半期定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」をリリースし、「Java SE」における複数の脆弱性に対応した。

製品やバージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、今回のアップデートではあわせて13件の脆弱性を解消している。11件については、認証を必要とすることなく、リモートより悪用が可能だという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」においてベーススコアが「7.0」以上とされる脆弱性は5件。これらは「7.5」あるいは「7.4」と評価されている。CVSS基本値が「9.0」以上とされる脆弱性はなかった。

同社は、現地時間7月18日に脆弱性を解消した「JDK 21.0.2」「同17.0.10」「同11.0.22」「同8u401」「同7u411」、「Oracle GraalVM Enterprise Edition 22.3.5」「同21.3.9」「同20.3.13」をリリースしている。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-5072
CVE-2023-44487
CVE-2024-20918
CVE-2024-20919
CVE-2024-20921
CVE-2024-20922
CVE-2024-20923
CVE-2024-20925
CVE-2024-20926
CVE-2024-20932
CVE-2024-20945
CVE-2024-20952
CVE-2024-20955

(Security NEXT - 2024/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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