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バッファロー製法人向けルータ「VR-S1000」に複数の脆弱性

バッファローが提供する中小規模向け有線ルータ製品「VR-S1000」に複数の脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したファームウェアが提供されている。

「同2.37」および以前のバージョンに、引数インジェクション「CVE-2023-46681」や、OSコマンドインジェクション「CVE-2023-45741」などあわせて4件の脆弱性が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを見ると、今回明らかとなった脆弱性において「CVE-2023-46681」がもっとも高く「7.8」とされており、「CVE-2023-45741」が「6.8」と続いている。

「CVE-2023-46681」についてはコマンドラインインターフェイスへアクセスできる場合に悪用が可能となる。また「CVE-2023-45741」についてはウェブ管理画面へログインする権限が必要だという。

脆弱性について報告を受けたバッファローではこれら脆弱性を修正したファームウェア「同2.42」を公開。最新版へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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