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リバースエンジニアリングツール「Radare2」に複数の脆弱性

リバースエンジニアリングのフレームワークである「Radare2」に複数の脆弱性が明らかとなった。

バッファフローの脆弱性「CVE-2023-46569」「CVE-2023-46570」が明らかとなったもの。「同5.8.9」および以前のバージョンが影響を受ける。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「9.8」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

10月21日に報告され、コードリポジトリ上では翌22日に修正が行われた。今後リリースされる「同5.9.0」にて修正が反映される見込みだという。

(Security NEXT - 2023/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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