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Python向けライブラリ「gevent」に脆弱性 - アップデートを

非同期のネットワーク処理などを実装できるPython向けライブラリ「gevent」に脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

細工したスクリプトによりリモートから権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2023-41419」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発グループでは9月1日にリリースした「同23.9.0」にて同脆弱性を修正した。ただし、NVDやPython Package Indexのセキュリティアドバイザリでは、9月12日にリリースされた「同23.9.1」にて修正済みとの記載となっている。

(Security NEXT - 2023/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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