Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小中学校6校で指導要録の紛失が判明 - 西宮市

兵庫県西宮市は、市立小中学校6校において、指導要録の紛失が判明したことを明らかにした。

同市教育委員会によれば、市立小中学校6校において、あわせて1522人分の指導要録を紛失していることが判明したもの。

指導要録には、児童生徒の氏名、生年月日、性別、保護者の氏名、入学および卒業年月日などが記載されており、20年間保存することが定められている。

小学校1校において、2003年度から2010年度までの指導要録が所在不明であることが判明。8月16日に教育委員会へ報告があったことを受け、市内校において調査を実施したところ、あわせて6校において紛失が判明した。

校内を探索したが見つかっておらず、同市教委では、文書の管理状況や紛失した経緯など調査を進めている。対象となる生徒の保護者に連絡を取るとともに、各校のウェブサイトで経緯の説明を行った。

(Security NEXT - 2023/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意