Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

胃がん検診票が所在不明、郵便局に受領データなし - 相模原市

神奈川県相模原市は、個人情報含む胃がん検診票が所在不明になっていることを明らかにした。

同市によれば、検診を実施した医療機関が市医師会へ提出する検診票56人分を紛失したもの。検診票には受診者の氏名、住所、電話番号、生年月日、既往歴、検診結果などが記載されている。また、検診結果を一覧にした実施結果票6枚もあわせて所在がわからなくなっている。

2022年12月26日に市医師会に検診票が届いていないことから医療機関に確認したところ、同月7日に検診票を封入した郵便をレターパックライトにより投函したという。

郵便局に発送状況を確認したところ、検診票を受け付けたデータがなかった。医療機関と郵便局で調査を行っているが、発見されていない。市医師会では同月27日に同市へ紛失を報告した。

同市では、対象となる受診者に対し説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2023/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ