サイト侵害、異常なアクセス数きっかけに発覚 - フルノシステムズ
無線LANソリューションを提供するフルノシステムズは、サポートセンターで利用するサーバがサイバー攻撃を受け、顧客に関するメールアドレスが流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、2012年7月3日から2022年11月20日にかけて、ACERA製品のサポートサイト「ii-desk」にある問い合わせフォームより問い合わせを行ったユーザー1068人のメールアドレスが流出した可能性があるもの。名前や会社名は含まれないとしている。
12月14日にウェブサイトのアクセス状況を確認したところ、毎月平均200件ほどのアクセス数が、11月は9500件と目立って増加していることへ気が付き、調査を行ったところ、同サーバに侵入されていたことが判明したという。外部事業者が原因など調査を進めている。
同社では、個人情報保護委員会へ報告。12月19日より対象となる顧客とメールで連絡を取るとともに、警察へ届ける準備を進めている。復旧の時期は未定で、マニュアルなどダウンロードできるよう、別のサーバを準備している。
(Security NEXT - 2022/12/20 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
ペット保険システムにサイバー攻撃、情報流出の可能性 - アクサ損保
相続関係書類を誤廃棄、店舗統廃合時のデータ移行不備で - 北央信組