Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

庁内資料を持ち出して店舗で誤廃棄、職員を処分 - 川崎市

資料の回収後、同職員が上長へ事態を報告する際、紛失に至った経緯が不明であるとする虚偽の報告を行っていた。

その後、同市においてヒアリング調査を行うこととなり、同職員は関係ない部下が疑われることをおそれて9月25日に上長へ申し出たことで経緯が発覚。「今回の件で多くの人に迷惑をかけた」として反省しているという。

同市では、持ち出した経緯やその後の対応などを踏まえ、11月25日付けで同職員を減給1カ月とする懲戒処分を実施した。再発防止に向けて、情報資産の管理徹底を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加