庁内資料を持ち出して店舗で誤廃棄、職員を処分 - 川崎市
神奈川県川崎市において、職員が児童虐待に関する会議資料を無断で持ち出し、紛失していたことがわかった。発覚後に虚偽の報告なども行っており、懲戒処分が行われている。
同市によれば、こども未来局における課長級の職員が、定められた手続きを経ずに個人情報を含んだ庁内会議資料を外部へ持ち出し、紛失していたことが判明したもの。
同職員は、休暇中だった9月16日13時過ぎにドラッグストアで買い物をした際、カバンの中身を整理してチラシを店舗のゴミ箱へ捨てたところ、30枚ほどの庁内資料が入った封筒についても誤って一緒に捨ててしまったという。
問題の資料には児童相談所へ虐待に関する通告があった子ども239人に関する氏名や住所、生年月日などの一覧表も含まれていた。
ゴミ箱へ捨てられている資料にドラッグストアの店員が気が付き、同市に通報。同月20日に資料が回収された。
(Security NEXT - 2022/11/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み