Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、「Adobe Connect」など2製品にセキュリティアップデートを公開

Adobe Systemsは、「Adobe Connect」や「Adobe Reader Mobile」の脆弱性へ対応するセキュリティアップデートをリリースした。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてリリースしたもの。いずれも脆弱性の悪用は確認されていない。

「Adobe Connect」では、今回のアップデートを通じてクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性2件「CVE-2020-24442」「CVE-2020-24443」を解消した。また「Adobe Reader Mobile」では、アクセス制御に問題があり、情報漏洩が生じるおそれがある「CVE-2020-24441」に対処した。

今回修正された脆弱性のいずれも重要度は3段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。適用優先度に関しては、3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう求めている。

(Security NEXT - 2020/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消